いすゞのトラックをマスキングテープでデコろう !
クルマづくりの世界でマスキングテープといえば、塗装用のアイテム。
(いすゞには「マスキングテープ職人」がたくさんいるんです…!)
でも今は色・デザイン・太さなど種類もさまざまあり、ラッピングやデコレーションに気軽に使える文房具として、子どもから大人まで大人気ですよね。
そこでHaKoBuでは、そんなマスキングテープを使った子ども向けワークショップをいすゞプラザで開催!ペーパークラフトのトラックに、思い思いの素敵なデコレーションを楽しみました。
マスキングテープで楽しく“絵を描く”コツ
講師はマスキングテープ作家/イラストレーターの田村美紀さん。はじめに、マスキングテープのちぎり方のコツを教わりました。
まず好きなテープを3cm程度の長さに手でちぎります。それを紙の繊維に沿って縦に裂くと、細かいパーツのできあがり。親指と人差し指で少しずつ手前に引きながら裂くのがポイントです。あとは画用紙にクレヨンで絵を描くように、ちぎったテープを貼り合わせて絵をつくっていきます。
はじめは少し緊張気味だった子ども達も、「決まりはないから好きなものを描いてみよう」という田村さんのお話に、表情が輝きだしました。
ペーパークラフトでトラックをつくろう
次はデコレーションのキャンバスとなるトラックづくり。
マスキングテープの場合、立体面でも貼りやすいので、ペーパークラフトはデコの前に組み立てた方が完成形をイメージしやすいのだとか。とくに子どもの場合、平面図の状態でデコレーションをすると、上下を間違えてしまうことがあるそうです。
用意したのは「エルフペンたて」「エルフちょきんばこ」「HaKoBuうちわ」の3種類。「どれでも好きなものをつくってね」という声かけに、全員が選んだのはなんと!!一番難易度の高いペンたて!線に沿ってハサミで切り取り、両面テープで貼り合わせれば、白いトラックの完成です。
いよいよデコレーション!
ペーパークラフトのトラックが完成したら、いよいよマスキングテープを使ったデコに挑戦です。子ども達の前には、さまざまな色・柄のマスキングテープが約200本!
小さい子ほど、直感で迷いなく色を選んでいきます。一方で高学年の子は、全体の完成図をイメージしながらじっくりとテープを選んでいる様子。
長めのマスキングテープを重ねてグラデーションを表現したり、テープを細かくしてちぎり絵のように仕上げたり、それぞれの個性がキラリ。子ども達が作業している後ろでは、保護者の皆さんもうちわのデコに没頭!マスキングテープのデコには、子どもも大人もつい夢中になってしまう魅力があるんですね。ペンたてのデコが完成した子は、「もっとやりたい!」と、ちょきんばこにも挑戦していました。
ワークショップを終えて…参加キッズの声

マスキングテープのデコがもっと楽しくなる!
ワンポイントアドバイス

- ・同じ色のマスキングテープを重ねれば、深みのあるグラデーションに。
重ね方で陰影や素材感を表現できます。 - ・白っぽいテープを重ねると透明感を出すことも。
透けるタイプのマスキングテープを重ねれば面白い表現になります。 - ・柄のマスキングテープはちぎると白地が出ることが多いので、白地を出したくないときは丁寧にちぎりましょう。もちろんあえて白地を活かす方法も。
- ・小さいパーツやかっちりした形でアクセントにしたいときは、ハサミを使うと◎。
マスキングテープは何度でも貼ったりはがしたりできるので、途中のやり直しが簡単!特別な道具も必要なく、手やお洋服を汚す心配もないので、おうちでも気軽に楽しめますよ。
100円ショップなどで、好きな色・柄のマスキングテープを選んでチャレンジしてみてね!
会場となった「いすゞプラザ」について
