初代マークのモチーフは

12のさざなみと「ゞ」

初代マークはせきたい流で書かれた「いすゞ」を12のさざなみで囲んだもの。
「ゞ」の文字が印象的ですよね。
清らかに流れる五十鈴川を表すかのような形ですが、これは「踊り字」と呼ばれ、平仮名(濁点)を繰返し重ねる際に使われる記号。
1950年に文部省から文章表記法の基準が出て以降、文章等で「ゞ」が使われることは減りましたが、当時は普通に使われていたようです。

なお、さざなみの12という数に特別な意味は
ありません…。

藤沢工場で「さざなみマーク」を発見!

藤沢工場に展示されているTXには、さざなみ型の初代マークがエンブレムとして装着されています。これは当時の資料をもとに、レプリカとして一から型を起こして再現したものなんですよ。

モノづくりをとことん追求するいすゞ。エンブレムの細部にまでこだわりました!

右フロント部分にはこんな謎のマークも。一体どこから出てきた形?!

同じく藤沢工場で展示されている初代ELFにもこんなエンブレムが。よーく見ると、さざなみマークが小さく入っています。

このエンブレムもレプリカ。現在とは異なるISUZUの文字も珍しいですね。
藤沢工場に関しては「いすゞの秘密基地・藤沢工場」でもご紹介しています。

さざなみマークをつけた現役バスがいる!

新潟県の魚沼交通様では、さざなみマークをつけたBX341が今も現役で活躍中。
魚沼市湯沢町を走行し、スキーや温泉客の人気を集めています。
BX341は1959年にいすゞが製造し、「ネコバス」の愛称で親しまれたボンネットバス。もともとは愛媛県の新居浜や大三島で活躍していましたが、引退後の約30年は倉庫として利用されていました。約1年かけて走行できるまでに修復され、町おこしの一環として魚沼市へとお嫁入りし、「越後雪国ロマンバス」として活躍しています。

昭和な佇まいがたまりません。味のあるマークが映えますね!バスは無料・冬季限定運行で循環しています。ちなみに魚沼交通様はバス会社ではなくタクシー会社なんですよ。

こちらのバスにも謎のエンブレムが。そして社名+さざなみマークの貴重なプレートも。
さざなみ以降のマーク(ロゴ)変遷はこちらで詳しくご紹介しています。

社名マークの他に、車種ごとにつけられたエンブレムもあります。クルマのコンセプトや世界観にあわせて考えられ、ユニークなものがいっぱい!

こちらは往年の名車・117クーペにつけられた唐獅子エンブレム。洗練された中にも力強さが表現されています。

初代ELFのエンブレム。手書きの書体は昭和のトラックとは思えないモダンさ。繊細で現代風の印象ですね。

こちらはSKWのエンブレム。主に陸上自衛隊の防衛専用車として活躍している3トン半トラックです。車体と同じオリーブドラブ (Olive Drab)で一体化されているところが「ぽい」!

今回は、昔のいすゞにまつわるトリビアをご紹介しました。

歴史はあるのに記録がない。由来があるようで特にない。クルマ作りの使命に燃えるあまり、他はどこかのんびり構えていた…それがスッピンのいすゞかもしれません。 こんな素顔を愛してくださる皆さん、本当にありがとうございます!これからのいすゞにもどうぞご注目くださいね!

☆皆さんの身近にある「いすゞ」や「こんなトリビアもあるよ!」など、追加情報をお持ちの方は、ぜひこちらからご投稿ください!

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