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全国いすゞ巡り
全国津々浦々、ブラリいすゞ旅。
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東北復興へ!仙台サービスセンターより
Vol.32
2012/10/03
いすゞ自動車東北株式会社 仙台サービスセンター

いすゞ自動車東北株式会社は、2012年4月1日に、青森・岩手・宮城・福島の東北4県のいすゞ販売会社が統合し、新たにスタートした会社です
そして、2012年5月28日、新仙台サービスセンターが稼動しました
ここ仙台サービスセンターには、いすゞ自動車東北の本社もあります
この日は土曜日。ものすごい入庫の数でした
日本人全員の願いでもある震災復興に、トラックはかかせません
そのため、センター内で交通整理が必要なほどです
写真に写っているのは仙台サービスセンターの
阿部センター長です。
誘導棒を持って、センターにいらっしゃるお客さまが混乱しないよう、誘導するのは、センター長の役目です
↑上の写真で誘導を行っている、阿部センター長です。
よく見ると、耳に何かつけていますね?
これは、「無線」をつけています
拠点には12個の「無線」があり、センターの主要なメンバーが常に、この「無線」を携帯しています
大人数で行うイベントやテレビ局のADさんなどが使用しているのを見て、ヒントを得たようです
広い敷地を持つ仙台サービスセンターならではの光景です
なるべくお客さまをお待たせせず、スムーズに作業へ移れるように検証した結果、この「無線」の使用にたどり着きました
さて、中に入ってみましょう
下の二つの写真は、左上が部品のフロント、右下がサービスのフロントです
ガラス張りでとても明るく、開放感があります
部品フロントは5ブース、サービスフロントは6ブースあります
次はサービス工場の中に行ってみましょう
右の写真は、工場の天井を写した写真です
白い箱に赤い「ISUZU」の文字が見えますか??
これは一体何でしょうか?
いすゞでは、工場の中で、車を作業するスペースのことを「ストール」と呼んでいますが、各ストールでは、整備作業に必要な、ツール類を、天井のリールからぶら下げておくことが多いのです
たとえば、「インパクトレンチ」と呼ばれる、電気や空気でボルトやナットを回す道具がありますね
その「インパクトレンチ」に、「空気」を送り込む「エアーホース」は、どの車にも車種を問わず、使われるものです。それを、天井からぶら下げておけば、
長いホースが床をはったりしなくて、安全で、すぐに使えて、収納スペースも取りません
この白い「ISUZU」は、そのような工具の収納カバーなのですね!
天井から工具を吊るしておくのは、サービス工場ではよく見かけますが、
この白い「ISUZU」カバーは仙台サービスセンターのオリジナル
仙台サービスセンターでは、車検用のストールに、この
白い「ISUZU」カバーが設置されていて、目印になっているんだとか
こちらの写真は、サービス工場の完成検査用のストールですが…
なんと、今回は下から潜入してみました
検査を担当する検査員以外は、普段は出入りすることができません。
これが!上下に動く床を持つ、変幻自在の検査設備
検査員の身長に合わせて黄色い床が上下し、
誰でも同じ目線で、検査することができ、お客さまへ安心してお車をお使いいただけるよう、工夫しています
次に部品庫です
仙台サービスセンターの部品マン、小池さんは「5Sグッズ」も活用し、更なる改善を計画中…
お客さまのご依頼に、すぐに対応できるように、整理整頓を、常に心がけています
ちなみに…。
宮城県内で、もっとも部品在庫数の多いこの新部品庫。
この新しい部品庫への「お引越し」は、3日で完了しました
部品は車を構成している、人間で言えばいわば「細胞」
部品の流れを止めてしまうことは、車にとって致命的
「お引越し」の間にも、部品を待っている車がたくさんいます。なるべく部品の流れを止めないよう従業員で協力し、3日で完了させました
ここ、仙台サービスセンターには、屋内外に洗車場を完備しています
屋外の洗車場には、階段が設けられていて、階段上部にあるホースから出るスチームで、トラック上の雪を落とすことができます(写真右下は拡大写真
)
雪をしっかり落とさないと、規定の重量をオーバーしてしまうかもしれないため、雪の降る仙台では、強い味方となります
ここは、サービスセンターの待合室です
お客さまは、この待合室でテレビを見たり、大きめのソファーで、くつろいでいただいています。
待合室の室奥には、お客様用のシャワールームも完備されてますよ
地元東北の復興を支えます
仙台サービスセンターの屋上です
東日本大震災で、津波が到達した地点に居を構えるということで、
津波発生時に、お客さまはもちろん、従業員の他、一般の地域の方々も避難できるように屋上を設計しました。
たくさんの人が上がれる設計になっています
そんな屋上には特大サイズのISUZUの看板がありました。
普段は遠くからしか見ることができないのですが、近づくとこんなにも大きいとは…
HaKoBuのスタッフが隣に立つと、その大きさは歴然
ここ、仙台から、地元の皆さんとともに、
東北の「運ぶ」を支え、復興を後押しします