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震災を伝える・・・気仙沼より

宮城県の気仙沼市に来ました。
海から約500mほど離れたところですが、8年前の東日本大震災の被災により現在でも見渡す限りの更地が続いています。
その向こうに見える建物が「気仙沼向陽高校跡」です。

気仙沼向陽高校は、東日本大震災の時に高さ12mに及ぶ大津波に襲われました。
それは4階まで浸水する高さだったそうです。
校舎の壁には、流されてきた工場の煙突がぶつかったといわれる壊れた跡が今でも残されています。

3階の教室内には津波で流されてきた自動車が残されていました。
壊れた手すり、めちゃくちゃになった教室。当時校内にいた人たちは本当に恐ろしい体験をしたと思います。

被災したそのままの様子を8年経過した今見ることは「あの日をわすれない」ためにも大切なことだと思います。
ちなみに、現在の気仙沼向陽高校は、内陸側に新校舎が建てられ、生徒たちは元気に勉強しています。

この気仙沼向陽高校跡は震災遺構として保存され、当時「起こったこと」を伝え、教訓を伝える「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」として開設されました。また何時起きるかもしれない災害に、教訓として学ぶことも多いのでないでしょうか。

大きく壊れたトラック。津波の破壊力にはただ驚くばかりです。
残されていることが大変貴重なことで、震災を体験していない後世の人達と震災を「考え」「共有」するための教材の一つになるでしょう。

海の方へ移動すると「三陸復興国立公園」の「岩井崎」があります。
険しい石灰岩の岩場と荒れた波が打ち寄せる岬で、自然の厳しさを感じると共に、風光明媚な景色を楽しめるところです。

震災前、この場所には松林がありました。
多くは津波にさらわれましたが、ひとつだけ残された松の枝がまるで天に昇る龍のように見えるところから「龍の松」と呼ばれるようになり、震災から立ち上がる象徴として、また震災の記憶を後世に伝え、犠牲者の鎮魂の想いを込めて復興へのシンボルとなっています。

海岸に見える白い壁は、高さが6m以上の防潮堤です。
設置について地元住民との賛否両論があったものですが、建築が進み完成に近づいているように見えます。
命を守るために「あってよかった」と思われる防潮堤となって欲しいです。

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