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事務局Blog
HaKoBu事務局からのお知らせやぷちネタ、読者の声などをお届けします。
もっと覗いてみたい「中古トラック」の世界
㈱ いすゞユーマックス編の「いすゞ巡り」はいかがでしたか(いすゞ巡りU-MAX記事)
活気のあるオークション会場を訪問し、中古トラック業界のことを更に詳しく皆さんにご紹介したく、
HaKoBuでは、更に神戸会場・神戸営業部・大阪営業部から3人のスタッフに
「中古トラック業界のトリビア」を伺ってきました~
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★トップバッターは、ただいま神戸に単身赴任中…の、西津さんからのトリビアです
『神戸会場で売れた車は、ほとんど海外に行ってしまう
』
神戸会場では、なんと毎週 約1400~1500台のトラックが出品されますが、落札された車の
実に約7割が、海外へ送られます。国内には約3割のトラックしか残らないとは驚きです
また、新しいトラックより、旧型のトラックの方が高く売れることも多々あります。
乗用車では
考えられないことですよね。日本で発売されているトラックは、コンピューター制御が進んでいるので
海外では、古い型式の車の方が現地の人が修理しやすいそうです。
★次に、神戸営業部 若手のHope 西村さんからのトリビアは
『日本の中古トラックは東南アジアで大人気
』
丈夫で長持ちする日本の中古トラックは、特に東南アジア・フィリピンで大人気です
その中でもいすゞのトラックはシェアも高くかなりの人気者で、10~20年前のトラックでも
重宝されます 法律では左ハンドルしか運転できないので、日本の右ハンドルを⇒左ハンドルへ改造する
コンバージョン専門の業者もあるほどです。
そこまでお金を掛けていすゞのトラックを乗ってくれるのは本当に嬉しいことですね
★続いて 西村さんからの2つ目のトリビアは
『トラックも見た目が100%
』
古いトラックが高く売れる!という話を紹介しましたが、もちろん
新しくてきれいなトラックは、お客様にも人気があります
くたくたに働き疲れて汚れたり故障したトラックを、営業スタッフ自らきれいにリコンディションしています
たまに、一度も洗車されなかっただろうトラックもあって・・・
そんなトラックは部品を分解して中までに洗浄し、きれいな姿でお嫁に出すこともあります。
内装も外見もピカピカに磨き上げ、手をかけたトラック達は中古車フェアや入札会などでもお客様に人気です。
★さて、ラストは 中古車営業の稼ぎ頭、大阪営業部の中木さんからのトリビアです
『いすゞだけど、全メーカーのトラックが扱える
』
世界中で人気の日本の中古トラックですが、(以下数字は中木さん調べ )日本全国でオークション会場は113箇所、入札方式の会場が約30箇所あります。そこで月~土の毎日、オークションや入札会が開催されています。トラックは月に約4万5千台が動くので、その中から利益を生み出せる車を中木さん達は日々探し求めています。
いすゞ以外でも、トラックなら全メーカーを取り扱うため、全メーカ・全車型の情報、また架装物の知識も必須となりなす。日々勉強の毎日ですが、トラックの事をトータルで学べる魅力
も感じています。
人一倍トラック愛が深いんです
と断言する中木さんは、TOPセールスなんですよ。中古車の営業は「全国で一番高値で買った車を、更に高く売る」という難しい商売。
事前に情報を見て狙った車は決めていますが、せりで落とす瞬間は各自の判断に任されます。信用されている分、責任も重いですね
若手の後輩達が早く一人前になれるよう、実践で教育しています。
事務所内のオークションライブ端末は5台を酷使しながら、毎日インターネットでトラックを検索して売り買いしています。
★さて、中木さんからの最後のトリビアは
『一期一会なトラックの中古車…忘れられない車たち
』
古臭いけど高く売れたトラック、なかなか手に入らないトラック。
高値で取引されるため、滅多に手元に入れられず、何十年も営業をしていても仕入れる事ができなかった車型。
すごい仕事をしそうなのに、意外と使い物にならずに売りにだされたと思われるトラック達。
事務所ごと動くトラック…
トラックにはそれぞれ物語があり、一点ものの中古トラックはどれも思い出に残るそうです
トリビアというより、トラック愛の深い中木さんのコレクションに近いですね
*2ヶ月に1回、奇数月に開催している入札会の画像です。
皆さん、中古トラックの世界を少し感じていただけましたでしょうか。
今度は神戸会場以外にも訪問して、皆さまにご紹介したいと思いますので楽しみにお待ちください。