いすゞマニア座談会

前編:ココを伝えたい!俺たちの運命を決めたいすゞの魅力

3.マニアから見た、いすゞの萌えポイントって? ~デザイン編~

いすゞといえばデザインにも注目!乗用車からトラック・バスへと受け継がれているものとは?。

ユニークでモダンなデザイン

千葉
いすゞといえば、やはりデザインが魅力。117クーペ(68年)の流麗な姿、その後継車として同じくジウジアーロがデザインしたピアッツァ(81年)、まるで宇宙船のようなビークロス(97年)…。それぞれに共通するのは、時代を先取りするモダンなデザイン。
左がクーペ、右がビークロス
松川
水平基調、直線基調、張りのある面構成、ウェストラインの黒帯など、いわゆるベレットから80年代までの井ノ口デザインに惹かれます。
あるまじろぉ~

観る人を引き付けるところがありますね。
つん
「普通」や「他と同じ」はイヤだ!と言わんばかりのユニークさも大きな魅力です。
片山
無駄な凹凸のないスッキリとしたスタイルをしていますよね。あまりフルモデルチェンジせず、一つのモデル(スタイル)を生産している期間が長く、そのモデルが一時代の象徴のようになっていると感じます。

いすゞはデザインアカデミック

千葉
いすゞのデザインは昔から上品で、トラックもあまり泥臭くならない。「工業デザインとして格好いいものをつくる」or「お客さんのことを考える」、どちらを取るかはとても難しい選択。でも、いすゞの場合「工業デザインとして格好いい」が基本路線として外せないように思います。
中尾
いすゞには少々デザインアカデミックなところがあります。ヘタなことできない、と真面目に構えちゃうところもありますが。それもまた「いすゞらしさ」だと思ってます。
千葉
80年代にいすゞから他メーカーに移ったデザイナーが言ってました。「いすゞってすげーアカデミックだったんだなあ。今の会社では、誰もデザインとは何ぞや?なんて議論しない」と。それに会社が明るかったとも言っていましたよ。
中尾
それは、いすゞならではと、いう感じの話ですね。私は、中途入社なのですが、いすゞのデザイン職場は、明るくて住みやすいなあ、と思いました。
つん
デザイン面のこだわりは、乗用車からトラックへと影響していったのでしょうか?
中尾
それはありますね。スピリットは、乗用車を作っていた時代から基本は、変わっていないと思っています。
千葉
いすゞのデザインは、FFジェミニなどの乗用車からトラックにも脈々と受け継がれてきましたね。歴代エルフやフォワード、そして810から現行GIGAに至る大型トラックのデザインを見れば、シンプルなフォルムとその上に描く特徴的なグラフィックスという「いすゞ・アイデンティティ」がしっかり見て取れますよ。
つん
次はトラックのハンドリングバイロータスを出したらどうでしょう?
原田
うちのエルフにはイルムシャーって貼ってるけどね。(一同笑)

白熱!トラックのデザイン論

片山
エルフとフォワードのヘッドランプが以前のいすゞマークに似ていると思いますが、意識しているんですか?
中尾
残念ながら、矢羽マークを直接意識したわけではないです。一目見て、いすゞのトラックと判るグラフィックで安定感があるなど、「顔造り」には気をつかっています。
いすゞの通称「矢羽(やばね)マーク」。日本国内では消滅してしまった。
松川
ひと昔前ならマンガで描かれるトラックや、子どものおもちゃといえば明らかにエルフでした。いすゞとは書いていなくても、エルフとわかる。現行世代はそれがなく残念です・・・。シックスホールにはこだわる必要があるのでしょうか?
中尾
社内でも議論がありますが、なるべくひと目でいすゞとわかるようなアイコンということで、シックスホールのコンチネンタルグリルに落ち着いてからもう10年近くになります。
ビフォー:黒帯や黒胴の付いたエルフ達
アフター:今のいすゞのトラック・バスは、シックスフォール・コンチネンタルグリル
千葉
デザインの感性としてはこの辺(黒帯のエルフ)からシックスホールに繋がっている気がするけど。
中尾
黒帯、黒胴とも言われていましたね。今のD-MAXに替わる時にシックスホールになりました。ブランドイメージを統一していけたらという狙いがあります。
「かっぽう着が似合うと言われます」by S生
松川
トラック=エルフとなるような、アイデンティティを期待しています。
中尾
そうですね、今はそれを全体で表現しているつもりです。いすゞのトラックは「しっかりした、張りのある六面体」。「HEXA-POD(ヘキサ・ポッド)」と言う、デザインフィロソフィーを基本に纏めています。これは機能とスタイルを両立できる新しい時代のアイデンティティになるものだと思っています。
※HEXA-POD(ヘキサ・ポッド)とは? HEXA-POD「ヘキサ・ポッド」というデザインフィロソフィを掲げています

いすゞでは、トラックメーカーだからこそできるデザインを追求するために、HEXA-POD 「ヘキサ・ポッド」というデザインフィロソフィを掲げています。張りのある六面体のアイコンを用いて、硬(Solid)、潔(Clean)、動(Emotional)をコンセプトに、線と面と骨格に無駄が無く機能的なデザインを目指すもので、エルフもこのコンセプトに基づいてデザインされています。

バスにも「いすゞらしさ」がある

つん
路線バスもたまにチェックします。車種は詳しくないけれど、いすゞはステアリングにメーカー名があるんですよね。料金を払う時にチラっと見て、思わず「いすゞだ♪」ってなります。
中尾
他社との見分け方があるんですよ。いすゞの路線バスは縦2段角目灯。他社はほとんどが横並びのヘッドライトなんです。
片山
縦にしている理由は、ハイデッカーの縦目の隔世遺伝だそうですね。
中尾
よくご存知ですね…。「なんとなくいすゞっぽいデザインだね…」と言われるのはそういうところ。デザイン・アイデンティティが、現在のいすゞ車に引き継がれているんですよ。もちろん、機能面でも少しでも上から照らした方が路線バスの場合路面の凹凸や落下物等の異常を発見する事ができるという事も踏まえてデザインをしています。
縦目ハイデッカーと縦目エルガ

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