全国いすゞ巡り

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観光バスのメッカ!

Vol.66
2017/02/17
ジェイ・バス株式会社 小松工場

J BUSの送迎車がお出迎え♪

今回ご紹介するのは観光バスのメッカ、ジェイ・バス小松工場
なんと、空港までHaKoBuスタッフを専用の送迎バスでお迎えいただきました

皆さんが日常で目にする様々な観光バス、その多くは
この場所で生産されているんですよ

以前、HaKoBuサイトで紹介した、路線バスを製造している宇都宮工場とはどんな違いがあるのでしょうか?

早速お邪魔してみましょう!

広大な一棟式工場!

小松工場は、敷地面積20万平米を超える敷地の真ん中に、ひとつの広~い製造工場を構えています。

一棟式の製造工場のため、組立~完成までを、完全に屋根の下で行えるという大きなメリットがあります

航空写真で見ると、その大きさが良く分かりますね

さっそく工場内へ!

総務部の塚本さん森さんのご案内で工場見学スタート
物腰柔らかな塚本さんは、抜群の歌唱力と美声の持ち主でもあります
そして森さんの工場見学ツアーは、普段から地元の小学生たちに大人気なんですよ~

今日は小松工場の、特徴的な名物スポットを中心に紹介していきます

ちなみに詳しいバスが出来るまでの工程については、ジェイバスさんのHPで分かりやすく説明していますのでこちらも覗いてみてくださいね♪ → バスが出来るまで

ポン乗せ

観光バスは、シャシとボデーを別々に作って、結合工程で上下に合体させます。
シャシにボデーを、『ポン!』と乗せる様子から、この工程を ”ポン乗せ” と呼んでいます
このネーミング、とってもユニークですよね

また小松工場には、工程ごとにQAゲート(Quality Assurance)と呼ばれる検査場があります。
その数、全部で11か所!! いつでも、”次の工程はお客様” という意識で仕事をしているんです

7つのプール

電着塗装ラインには、大きな観光バスが丸ごと浸かるサイズのプールが7つあります。
1つのプールに入る水量は、なんと300トン
ここで7つの塗装工程を経て、ベース色が塗装されます。

1. 予備脱脂 (ディップ槽)
2. 脱脂、水洗、表面調整 (スプレー槽)
3. 化成、水洗 (スプレー槽)
4. 純水洗 (ディップ槽)
5. 電着塗装 (ディップ槽)
6. UF (スプレー槽)
7. 純水洗 (ディップ槽)

ディップ槽 はまさしくその名の通り、バス1台をドボン!とプールに沈めて塗装するんです
まるごとディップするおかげで、骨組みの中にもキッチリ錆止めが入るんだそう
大きな観光バスがプールに浸かっていく姿は、かなり衝撃的な光景ですね

ベース塗装後の2色目以降は、熟練工によるハンド塗装となります。
塗装した後は1色あたり、45分間&100℃以上での乾燥が必要です。
最大20色使いのバスもあるということは、つまり塗装の総時間は・・・
町で見かけるかっこいいデザインの観光バス達は、長い時間をかけて仕上げられていたんですね

入念な転倒角度テスト

出来上がったバスは、様々なテストが行われます。
悪路を想定した波状走行テストに、シャワーテスト
シャワーテストはゲリラ豪雨を想定しているもので、なんと1回のテストで100トンもの水を使います!

中でも特に驚きなのが、転倒角度テスト
『 空車状態で左右35°まで傾けても転覆しないこと』 が法律で決まっているので、
それをクリアできているかを確認するテストです。

このテストでは最大38度まで傾けるのですが、視覚的にはほぼ45度倒れているように見えます
しかも、ここでも悪天候を想定して、地面を濡らした状態でこのテストを行うんです

こんなに大きなバスがここまで倒れてもビクリともしないのを目の当たりにすると、
安全性が高い証拠として説得力がありますよね

頭とおしりだけの短いバス!?

研修センターには、2台のバスが展示されています。
中でも目を引くのは、このバス!!
この写真から・・・なにか違和感を感じませんか・・・


分かりましたか??
実はこのバス、通常の半分ほどのしか全長しかありません

なんとも可愛いフォルムですが、このバスの正体は、
一体なんなのでしょう

これは、お客様への内装提案用として、いろんなシートや豪華なトイレを備えた展示バスなんです

特に後方の幅一面を使った、ホテルのように豪華なトイレは一番の目玉ポイント
しかもこのトイレの発案者は、なんとジェイ・バスの初代社長さんなんですよ~
大柄だった初代社長が、「広いトイレを作ろう」と言ったのが始まりだそう

この豪華トイレは観光バス業界では近年人気で、今や年間60台ほどの注文があるそうです

工場の端々には・・・

各工程ごとに、お花の名前で通り名が付いています。
これは各ライン長の好きな花なんだとか
「きれいな花に負けないくらい、工場内もきれいにしよう」という5Sの意味を持たせているんです

花と言えば、「明日葉会」という美化活動にも力を入れています。敷地内の花壇を各部で担当して、花壇評価で競っているんですよ

地域と共に、支え支えられながら。

実は、小松工場は県林業とコラボしたバスを作っています。
中小型車の床板に地元の間伐材を使用することで、車体の30%軽量化と低価格を実現したんですよ

また、県・市・町・ジェイバスで活動する整備活動を行ったりと、地元に根付いた地域活動が非常に盛んです。

そんな地域からの親愛も深い小松工場の夏祭りには、
毎年3,000人近くの来場者で賑います

ユニークな工夫がいっぱいのジェイバス小松工場
いかがでしたか?

観光バスを見かけたら、ぜひ思い出してみてくださいね


⇒ 路線バス工場については、こちらから☆

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